2023年6月1日から家庭の電気料金値上げ??
東京電力では、平均15.9%の値上げになるとのこと。。
困っちゃうよね。前よりこまめに電気を消したりしてるけど。。。
えらいね!
でも、家族が増えたり、テレワークでずっと自宅にいることもあるし、限界はあるよね。
戦争などを背景としたエネルギー価格高騰もあるし仕方ないのかな。
ニュースでは何万円も電気代が上がっている家庭もあったりするし。
ぼくも、どんどん上がる請求額を見ていつも「どうしよう」と思ってたんだ。
この前一念発起して、ようやく電気代の節約に取り組んだよ。
効果はどうだった?
やっぱり電力会社の乗換えや契約の見直しは必要なのかな?
東京電力と契約しているけど、契約はそのままで、2023年の3月の電気代は実質1,958円で済んだよ。
去年の同じ時期に比べて、83%も削減できたんだ。
もしかしたら役に立てるかもしれないから、紹介するね!!
やった!お願い!
前提について
ここで我が家の前提を共有するね。
・関東住まい、家族4人(私と妻、子供2人)
・戸建て
・太陽光発電システムあり
・契約先は東京電力、プランは従量電灯B
・基本リモートワークで誰かしら家に居る
電力会社の乗換不要? 節約3ステップ
結論は「電力会社から電気を買わない」これを突き詰める方法なんだ。
そして、それは「使用量を抑えること、というより、使用するタイミングを気をつけること」なんだ。
そのために、我が家が行ったことはこの2つだよ。
Step1. 電力会社との契約内容確認
Step2. 太陽光発電を理解する
Step3. どう買わないか突き詰める
このあと、3つのステップの詳細を説明していくね。
実際の効果について確認すると、実質料金が 11,713円 → 1,958円 となっています。
前年比16.7%、つまり83.3%の削減に成功したのです。
ステップ1. 電力会社との契約内容確認
従量電灯Bは、東京電力のHPで確認すると、その名の通り従量課金型の契約とわかったんだ。
下図のように基本料金があって、その後は使用量が増えると料金も上がっていく仕組みなんだ。
単価が3段階あるんだね。買えば買うほど単価が高くなるね。
ステップ2. 太陽光発電を理解する
我が家の太陽光発電システムは、
発電した電気は、家庭で使用(①) → 蓄電池の充電 → 東京電力へ売電という優先順で利用され、
発電がないと、蓄電池から供給(②) → 東京電力からの購入(③)という形で電力を補うんだ。
「電力会社から電気を買わない」
って、家庭で使用(①) → 蓄電池から供給(②) → 東京電力からの購入(③) でいう
東京電力からの購入(③)にならないようにするってことかな?
その通り!③をなくしたい。そのためには①②を攻略することが鍵になるんだ。
ということで、ここからは電気を使用するタイミングを気をつける方法について解説するね。
ステップ3. どう買わないか突き詰める
下のグラフは、1日の太陽光発電量と蓄電池量の推移だよ。
朝8時〜夕方16時くらいが発電量が多いんだね。
蓄電池のことも考えて、東京電力からの購入(③)しないために一度に消費してはいけないボーダーラインは
どこになるのかな?
東京電力からの購入(③)しないための「購入ボーダーライン」を追加してみたよ。
やっぱり発電の多い朝8時〜夕方16時くらいは気兼ねなく使えそうだね!!
あれ?・・23時以降、蓄電池に残量があるのに、購入ボーダーラインがゼロ(常に購入)になってしまっているね。
よく気づいたね!
この蓄電池に溜まった残量は、停電時や災害時の備えとしてとってあるんだ。もともと残量を30%残す設定だったところ、20%へ引き下げたよ。
けど、地震なども頻発しているからあまり無理しすぎは良くないかもね・・。
発電システムはよくわかったよ!
グラフを見ると、朝起きて活動し始める6時〜7時、夕飯・お風呂と忙しくなる夕方の17時以降、
どう電気を使うかが鍵になりそうだね。
本当にその通りだと思う。
そしてその答えを出すために、今度は家電の消費電力について知ってみるよ。
話題のChat GPT(OpenAI社)に無茶振りで聞いてみた!
Chat GPTすごい。。
幅があるから一番下の消費電力で想定して見ると、、
これを色んな長さの積み木と考えて、一度に積みすぎないようにする。
それで購入ボーダーラインを超えないようにするってことだね。
朝起きて、ごはんをチンして、あたたかい飲み物を飲むからケトルつけて、、うわ!!
1.6kWhだから購入ボーダーラインを大幅に超えてるね。
そうだね。そうなってしまわないために、チンが終わったらケトルをつける。
という少しの工夫が必要だね。
これなら少量の購入で済みそう!なるほどね!
ケトルや電子レンジ、トースターなんかは2,3分で終わるからいいけど、
洗濯機や食洗機、給湯器は長時間動くものだから、まずはそこを見直すのが効果が大きそうだね。
そうだね。実は発電状況がわかるタブレットもあって、
買電の赤い表示が出てないかこまめにチェック→消費機器把握→節約の仕方を考える
というのもトライ&エラーの役に立ったよ。
サマリ
- 夕方〜朝方は発電・蓄電ともに少ないため、一度に電化製品を使うことはせず、時間をずらす
- 日中は大量発電しているため、消費電力の大きい洗濯機、食洗機、オーブン調理を終える
- 夜間は蓄電池でほそぼそと暮らし、早く寝る
以上です。
小話
ちなみにこの節電術を考えたのはどういう経緯があったの?
まずうちの場合、電気料金の仕組みをよく理解していなかったんだ。
わたしも妻も「電気代は夜間が安い」「せっかく太陽光発電システムがあるし、たくさん売って収入を得たい」
と何となく考えてたんだ。
間違ってなさそうだけど、、、実際は違ったの?
うん。むしろ逆行した行動をとってしまっていたよ。。
「電気代は夜間が安い」
従量電灯Bプランで説明した通り、購入量で料金が決まるので時間帯は全く関係ない。
以前は「夜は安い」と洗濯機・食洗機を平気で回していた。
「せっかく太陽光発電システムがあるし、たくさん売って収入を得たい」
これも実際は「使用電力量が決まっているなら太陽光は売らずに使ったほうがいい。」と捉えているよ。
ここ1年の売電収入は 5,000円いかないくらいと横ばいの状態だったんだけど、今回の節約術で買う量を減らしたら
大幅に効果が出たんだ。
最後に
いかがでしたでしょうか。
我が家は、契約をそのままに節約できたため、この状態をベースに、果たして電力会社の乗換えがお得か契約プランの変更がお得かしっかり吟味できると思います。
今後も生きるハードルを下げるため、支出の最適化にチャレンジしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また!
(Youtubeでも取り扱っていますので是非みてね↓)
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